源泉徴収票を退職した後に再発行してもらえるかどうか、気になる人いませんか?というのも、退職したときにもらったはずの源泉徴収票が、いざ必要になったときに見当たらないことが多いからです。退職してからの再発行依頼について説明します。
源泉徴収票の退職後の再発行、法律はどうなってる?
源泉徴収票の退職後の再発行については、まず法律がどうなっているのかが気になるところです。源泉徴収票は所得税法という法律に基づいて作成されています。
法律に書かれているのは「退職後1ヶ月以内」だけ
法律には、「退職者には源泉徴収票を退職後1ヶ月以内に交付する」と書いてありますが、退職後の再発行については何も書かれていません。初回発行の期限だけ決まっていて、源泉徴収票の再発行については、回数も期限も決まっていないということです。
再発行は会社に委ねられている
法律に書いてない以上、退職後の源泉徴収票を再発行するかどうかは、退職者と会社で決めることです。一般的には再発行には手間も費用もかかりませんので、再発行にすみやかに応じてくれる会社が多いです。
源泉徴収票の退職後の再発行、すぐできる?
源泉徴収票の再発行を退職してからお願いした場合、すぐにもらえるかどうかは会社次第です。総務担当者が常勤だったら、パソコンからデータを印刷すればすぐにもらえます。しかし、税理士事務所などに事務を外注している場合は、再発行に数日から1週間くらい時間がかかってしまうかもしれません。
源泉徴収票の退職後の再発行、お願いする姿勢が大事
源泉徴収票の再発行について法律がないなら、退職後なので丁寧にお願いする必要はあるでしょう。他人になったわけですから、マナーをわきまえたお願いが必要です。電話なら昼休みや忙しい時間帯を避ける、手紙なら返信用封筒を入れるなど、気持ち良く対応してもらうための気遣いを心がけましょう。
源泉徴収票の退職してからの再発行、まとめ
源泉徴収票は退職してからも再発行に応じてくれることが通常です。しかし、再発行という余計な仕事ですから、お願いの仕方はできるだけの配慮を心がけたいものです。