源泉徴収票の見方、配偶者控除と配偶者特別控除のアレコレ

源泉徴収票の見方、配偶者に関係する部分を説明します。配偶者には配偶者控除や配偶者特別控除という所得控除が設定されています。働いた金額や年齢に応じて、控除額が違います。源泉徴収票の見方を確認してみましょう。

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源泉徴収票の見方、配偶者に関係あるのは4ヶ所

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源泉徴収票の見方で、配偶者に関係するのは4ヶ所です。「控除対象配偶者の有無」、「配偶者特別控除の額」、「控除対象配偶者の氏名」、「配偶者の合計所得」です。源泉徴収票の見方を、A→B→D→Cの順に見ていきます。

源泉徴収票の見方、「控除対象配偶者の有無(A)」

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源泉徴収票の見方のうち、「控除対象配偶者の有無」について説明していきます。この欄は配偶者が専業主婦などの場合に該当します。源泉徴収票の見方をもっと細かくみていきましょう。

控除対象配偶者とは?

控除対象配偶者とは、所得が38万円以下の配偶者を指します。所得とは収入から経費を引いた金額です。給料の場合も一定の経費が認められていて、年収162.5万円以下だと経費が一律65万円です。よく聞く103万円の壁は、103万円ー65万円=38万円でギリギリセーフという意味です

控除対象配偶者の有無の記載

控除対象配偶者に該当する場合は、源泉徴収票に*を付けます。年齢70歳未満だと「有」、70歳以上だと「老人」です。「従有」は使うことはまずありません。2ヶ所勤務かつ給料が少ないケースの場合だからです。
↓45歳の控除対象配偶者
対象配偶者70以下.png

源泉徴収票の見方、「控除対象配偶者の氏名(B)」

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源泉徴収票の見方のうち、控除対象配偶者の氏名(B)は、配偶者控除と連動すると覚えておきましょう。控除対象配偶者の有無(A)に*があるときは、ここに配偶者の氏名が記載される仕組みです。ちなみに、隣の「区分」は配偶者が海外在住だと◯が付きますので、通常は空欄です
↓年収100万円の配偶者がいるとき
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源泉徴収票の見方、「配偶者の合計所得(D)」

配偶者所得空欄.png
源泉徴収票の見方のうち、配偶者の合計所得(D)は、配偶者の所得が0〜76万円のときに記載します。給与収入で言うと0〜141万円のときです。「給与収入ー65万円=所得」となります。
↓配偶者の年収が100万円のとき
配偶者所得35.png
↓配偶者の年収が120万円のとき
配偶者所得空欄 のコピー.png

源泉徴収票の見方、「配偶者特別控除の額(B)」

源泉徴収票の見方、最後は配偶者特別控除です。配偶者の所得が38万超76万円以下、かつ、本人の所得が1,000万円以下のときに特別控除額に数字が入ります。所得1,000万円とは年収だと約1,200万円です。
↓配偶者の給与収入と所得と配偶者特別控除
ダウンロード (1) のコピー.png
↓配偶者の年収が120万円のとき
配偶者特別21.png

源泉徴収票の見方「配偶者」、まとめ

源泉徴収票の見方で、配偶者に関係のあるところを見てきました。配偶者の年収や年齢に応じて使う欄が変わると、見方の説明で理解できたと思います。もらった源泉徴収票と合わせて、もう一度見方を確認してみるとより理解が深まるでしょう。