源泉徴収票の見方、手取りはどこを見ればいい?

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源泉徴収票の見方で、手取りがどれくらいだったかが気になる人も多いと思います。1年分の給与収入や源泉所得税が記載されているので、自然と手取りは結局いくらなのか計算してみたくなるものです。今回は、源泉徴収票から手取りの金額を探す方法をお伝えしていきますね。

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源泉徴収票の見方、手取りを確認するために必要な知識

源泉徴収票の見方で、手取りを計算するための最低限抑えておいてほしいところがあります。そんなに難しくはありませんので、知っている方も多いかもしれません。手取りに関係する記載事項の見方を簡単に確認してみましょう。
↓平成28年以降の源泉徴収票の記載例
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1.支払金額

源泉徴収票の「支払金額」には年収が記載されています。年収とは、源泉所得税や社会保険料などを一切差し引いていない金額です。年収の見方だけはわかるという人がいるくらい基本中の基本です。ちなみに、非課税(所得税がかからない)である通勤手当はここには含まれていません

2.源泉徴収税額

源泉徴収票の「源泉徴収税額」とは、給料から天引きされた源泉所得税を示しています。毎月の源泉所得税額に年末調整で返金又は追徴した金額です。なお、源泉徴収票には天引きされた住民税の記載はありません

3.社会保険料の控除額

源泉徴収票の「社会保険料の控除額」には、給料から天引きされた社会保険料が記載されています。注意してほしいのはこの欄の見方です。年末調整のときに、給与から天引きではない社会保険料の控除証明書を提出したときは、その社会保険料の金額も含まれます。大学生の子供の国民年金などが該当しますね。給料の手取りを計算する際には除かないといけない数字です。

4.その他の天引きされた金額

会社によっては、毎月の給料から差し引いているものもあることでしょう。例えば、社員旅行積立金や持ち株購入費用などです。これらは源泉徴収票に記載されませんので、手取りを計算するときは注意が必要です。

源泉徴収票の見方、手取りを実際に確認してみる!

源泉徴収票の見方は、手取りの計算過程を実際に例で見たほうがわかりやすいと思います。源泉徴収票と給与明細のサンプルを用意しましたので、いっしょに数字を追いかけてみてください。

源泉徴収票

下記の源泉徴収票は、記事の前半部の源泉徴収票と同じです。支払金額、源泉徴収税額、社会保険料の控除額の3つから数字を抜き出して手取りの計算に使います。
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給与明細

源泉徴収票には記載がないけど、毎月の給料に上乗せされたり、給料から天引きされるものの数字を抜き出します。下記の給与明細だと、通勤手当、住民税、旅行積立金が該当します。社会保険料については、源泉徴収票と給与明細の金額が同じなので、国民年金の支払いなどがないって分かります。
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手取額

ここまでで、手取り額を計算するための数値が集まりました。計算は次のように進めましょう。
支払金額-源泉徴収税額-社会保険料の控除額+通勤手当-住民税-旅行積立金
→3,888,600円

源泉徴収票の見方、手取りのまとめ

源泉徴収票の見方がわかれば、手取り額の計算ができることがわかったと思います。実際には給与明細にしか記載がないものもあるので、厳密には源泉徴収票の見方がわかっただけでは不十分だという残念な点もあるのです。ご自身の源泉徴収票と給与明細から、是非手取り額を計算してみてくださいね。